今年やりたいことの一つに「山登り」がある。
きっかけは、去年会社の先輩が山登りを始めたので一緒に行こうと誘われたのと、私が長く体調を崩したことだ。ここ5、6年くらい風邪もひかなかったのに、昨年は咳に悩まされて危機感を抱いた。じゃあ、春とか暖かい時期に一緒に登りましょう、と言ったのが昨年末。それまでに体力作りをしないとねぇ、なんて笑っていた。
年が明けて、「明日群馬の〇〇山に登ってこようと思うんだけど、一緒にどう?」と夕飯時に家族に聞いてみた。
凍り付いた食卓とはあのようなことを言うのか、と緊張感が走ったのが分かった(笑)
無理もない。今年足利の織姫神社にお参りに行ったのだが、織姫山の中腹にあるという神社への階段は229段。階段を利用したトレーニングにも使われているらしく、半分ほど登ったら足が痛くて上がらないし、心臓はバクバクとすごいことになるし登りきっても息をするので精一杯。前を一緒に登っていた見知らぬおじいちゃんが一言「年寄りには辛いやねぇ」。返事をする余裕もなかった。そんな私が山を登ると言う。
「まずウォーキングからはじめてみたら?」「うん、自転車なかったっけ?」「〇〇まで行ってみるといいよ」「まず体力をつけてからがいいよね」
ありがたい助言の数々で、ちょっと嬉しく思った。
*
翌朝、近所を夫とウォーキングした。
下は実際の行程記録だ。
山登りを意識して準備したこと。
- 朝ヨガをして体をほぐした
- 山登りは午前からが良いと聞いたので、午前に歩いた
- 簡単なリュックを背負ってみた
- 手袋をした
- アプリを入れて行程記録を取った
実際に歩いてみて気づいたこと。
- 耳が寒いので帽子が欲しい
- どんなに近所でも、ペットボトル1本は持って行った方が良い
- プチ山みたいな階段を登ったら、ふくらはぎが痛い
- 帰り道は股関節が痛い
- 山登りの前に日々の体力作り(体慣らし)が必須
- ペースはゆっくり歩いた方が、最後まで歩ききれる
やってみると発見が多い。あと、めちゃくちゃ疲れた。2.8kmって学生時代はすぐそこじゃん、って距離だけど今の私にはキツかった。
1回歩いてみて特に大事だなと思ったのは、体を慣らすことだ。
思えば資格を取った昨年、学生の時と同じように勉強しようとしたらできなかったので、勉強する頭と体力を仕上げるために毎日少しずつ慣らしていった。今まで書くことや発信をしたことがなかったので、X(旧Twitter)の140文字をほぼ毎日書いてみた。料理も感覚である程度作れるのは、20年近く作り続けてきたからに違いない。
やってみて、続けてみて、スモールステップの積み重ね。深く考えずに習慣化してみる。慣れてきたら、大胆にかな。
*
最後に、初夏までに尾瀬に行くことを目標とした。
とあるモデルコースで4〜7時間、7〜17kmとのこと。尾瀬のハイキングは軽そうなどと舐めてかかってはいけないと思ったので、そこまでに体力作りをする。雨の日や体調が悪い日は無理をしない。仕事の昼休憩も利用して歩く。
体力がつけば、心にも仕事にもきっと良いはず!
山ガールとはちょっと言えないお年かなと思うので、山レディになるべく挑戦への1歩を記す。
昨日と今日と明日と。日々の小さな幸せに感謝して❤️
お仕事のご依頼はこちらまで