自動車保険は、ここ数年イーデザイン損保を契約しています。
毎年12月くらいになると更新の案内が来るのですが、2022年11月頃から新商品「&e(アンディー)」(以下「&e」)のご紹介、ということで通知が届いたのです。
これは一体何?というところから申し込みをし、現在は&eを利用して自分の運転状態を把握するようになりました。
ここでは、&eについて知りたい方や、ハートのもらい方、そこからもらえる商品の交換方法を知りたい方に向けた記事となっています。
実際に使ってみて数ヶ月ほどですが、実体験と感想をご紹介します。
メリットとデメリットを先に知りたい方は、下のボタンからとんでください
目次
自動車保険 &e(アンディー)とは
まず、そもそも&eとは何?というところからお話しします。
「&e(アンディー)」とは、イーデザイン損保の新しい自動車保険です。
実は2021年11月に販売されていたそうですが、2022年4月にHPもリニューアルされて本格的に案内が始まったようです。
イーデザイン損保と&eとの違い
それでは何が今までと違うかというと、最も大きな点は車にセンサーを取り付けてアプリと連動させることです。
センサーとアプリでできること
アプリと連動させると、以下のことができるようになります。
- 運転者の運転情報を基にレポートが作成され、スコア化されます。
- 安全運転に取り組むと、ハートがもらえます。
- たまったハートは、コーヒー やスイーツに交換できます。
- 万が一の事故の時に、情報が記録され、アプリからすぐに事故の連絡ができます。
補償内容の変更
また、補償内容も変更されました。
- 対物賠償が無制限になりました。(以前は選択でした)
- 人身損害保険が以前より集約されました。
- 搭乗者傷害保険・無保険者事故傷害保険・自損事故傷害保険が一本化されました。
- 女性のお顔手術費用特約・育英費用特約が廃止されました。
- 新車買替特約の対象契約が拡大されました。
- 弁護士費用特約が、選択制となりました。
- ファミリーバイク特約は、自損事故と相手方がいる事故も補償の対象となりました。
参考:イーデザイン損保「補償・サービスの比較」より
契約更新の場合は、案内が来たところからログインすると、以前の分と比べることができます。
割引制度の変更
インターネット割引や、早割などタイミングによって割引できなかったものが廃止され、あらかじめ保険料に織り込まれる形となりました。
参考:イーデザイン損保「割引制度の違い」より
ちなみに、私は&eの方が安かったです。
&eアプリとセンサーの取り付け方
申し込みをすると、センサーが届きます。
その間にアプリをインストールして、待っていましょう。
&e(アンディー)共創する自動車保険
イーデザイン損害保険株式会社(E.design Insurance Co.,Ltd.)無料posted withアプリーチ
また、取り付け方の詳しい記事がありますので、よければ参考にしてください。
&eアプリの運転スコア結果
スコアの表示
取り付けて初めての運転結果です。
点数は10点満点です。
まずますでしたが、急ブレーキ1回と(参考)スマホ操作が1回あります。
急ブレーキというほどではないですけど、判断されても仕方ないのかなぁというのは思い当たりました。
スマホ操作を運転中には触っていないので、おそらくエンジンをかけたあと初めにBluetoothをONにした時のものがカウントされたようです。
参考:&e「よくあるご質問」より(参考)スマホ操作について
- スマホ操作はスコアに影響がありませんので、(参考)という表示になっています
- スマホ操作は、運転中にスマートフォンに触った・操作した回数の表示になります
- 操作とは、スマホでの通話(ハンズフリー含む)や、画面操作、ナビアプリの利用などから判定されます
スマホ操作は、カウントされることの方が多いだろうと感じました。
5日運転をしたらハートを獲得しました!
ちなみに「5日連続で運転スコア10点でした。」とありますが、その日のどれかの運転が10点だとカウントされるようです。
実際、行きと帰りで運転スコアが違いました。
運転の振り返り
毎月1日と15日になると「運転の振り返り」という案内が来ます。
これを見ると、ハートがまたもらえます。
毎回テーマが違っていて読みやすいので、おもしろいし運転の意識づけになります。
&eアプリでハートがたまる目安
運転頻度にもよりますが、平日仕事に行き帰りして、土日で買い物してと15日くらい経つと、170ハートほどになっていました。
ちなみにこれは初回ボーナス込みです。
通常ですと運転の振り返りで20ハート×2回/月=40ハートと、Good Drivingメッセージで20ハート(ほぼ毎日運転して30日間で60ハート)なので、およそ月に1回100ハートいくかどうかというところでしょうか。
&eアプリのハートプレゼント内容
ハートのプレゼントで交換できるものには飲み物とスイーツがあります。
いろいろな種類のものがあるので、月1で交換してもいいですし貯めて交換してもいいですね。
この辺りまで来ると、自分の運転のどういう行動がマイナスになるか何となく分かってきます。
&eアプリのハートを使ったプレゼント交換方法
プレゼントの交換方法は簡単です。
ハートのところをクリックして、プレゼントのページを見ます。
「プレゼントに交換する」をクリックして、お店でコードを見せるとコーヒーをもらえました!
ただで飲めるとは・・・・と美味しくいただきました!
プレゼントは交換してから約2ヶ月弱の期限がありますので、忘れずに使ってください
交換したあとは、「交換した」というチェックを忘れずにつけておきましょう。
&eのメリット・デメリット
まず先に、使ってみてのデメリットをお伝えします。
&eのデメリット
BluetoothをONにして運転してもレポートされない
BluetoothをONにして運転した後、Tripレポートが反映されないことがあります。
せっかく運転してもレポートされないのではもったいないですよね。
数日気づかないと、10日連続のGood Drivingが遅くなってしまいます。
これはアプリのアップデート後やスマホの再起動後などで良く起こるようで、アプリが起動していない判定になってしまうようです。
この場合はやはりアプリを一度開くが有効です。
スマートフォンの設定が大変
BluetoothをONにしないと使えないですし、アプリが省電力機能の対象外になっているので、今までより電池の減りが早いな、と思うかもしれません。
Bluetoothも普段使わないので、うっかり忘れて記録されないこともありました。
プレゼントを間違って交換した場合、取り消しができない
プレゼント交換は簡単ですが、うっかり間違えて押してしまった場合、取り消しができません。
お知らせや通知の設定が任意でできない
「運転スコアが低かった時に通知が来るように設定したい」こういった機能はありません。
「プレゼントを交換したけど、後で使おう」などとすっかりこのことを忘れてしまっても、期限前に通知がアプリやメールから来ることはありません。(ログインすると、「未使用のプレゼントチケットがあります」という表示は出ます)
他者が運転した結果も合算される
家族が運転した場合、そのスコアも自分の分に合算されてしまいます。
その人がアプリを登録して、設定をすればファミリーサービス機能が使えますが、アプリの設定をしたくないとなれば、誰が運転したか後からは分かりません。
&eのメリット
もちろんメリットもあります。
運転の仕方に気をつけるようになる
なんといっても一番は、自分の運転を気をつけるようになります。
実際にスコア化されて確認すると、どこのどの運転がダメだったかが分かるようになります。
すると運転していても、「あ、これは低くなるかも」と何となく予想がつくんですね。
自動車保険は万が一のためですが、事故をおこなさいことが一番です。
逆に10点満点が出ると、自分の運転に自信がつきますね。
運転テーマの読み物が知識になる
振り返りや、ひと月に2回来る「運転テーマ」などの読み物は、普段意識しないことを改めて思い出させてくれます。
数年ごとの免許の更新に行くと、実はここが変わってましたということも少なくありません。
今後の運転テーマに期待ですが、法改正があったことなどは反映してくれると助かりますね。
運転するだけでプレゼントがもらえる
プレゼントを交換すると達成感があります。
今までは運転しても何もなかったものが、運転をすれば交換できるというのは凄いことだと思いました。
もらえるとなると積極的にポイントを稼ごうとしますし、アプリも気になってログインしてしまいます。
頑張ったご褒美だと思って受け取って、次も頑張ろうと思いました。
何かあった時の資料になる
事故の衝撃を検知すると、衝撃の前後数秒間の状況を自動で記録してくれます。
これは体験したわけではありませんが、示談交渉などに有利になります。(もちろん自分に過失が無い、または低いと思われる場合)
ドライブレコーダーもそうですが、記憶より記録が正確な証拠となります。
下に、実際事故に遭遇した時&eアプリを使った体験記事を紹介します。
ご参考にしてみてください。
&eを使ってみての感想
アプリなどは今後の改善に期待です。
プレゼントもぜひ増やしていって欲しいですね。
何より自分の運転を前より気をつけるようになったので、取り組んで良かったと思っています。
今後も安全運転で、無事故無違反を続けられるように頑張っていきます。
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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