日帰り温泉へ急に行こうとなったとき、レンタル品が用意されている施設も多いですが、できればあらかじめ持ち物を用意をしていきたいものです。
この記事では、女性・男性にも共通で持っていった方がいい持ち物や、子連れにもおすすめの持ち物を紹介します。
日帰り温泉への持ち物リスト10選
よければチェックリストを作りましたので、お使いください。
日帰り温泉ならではの持ち物を詳しく紹介します。
1.バスタオル
日帰り温泉に持っていくバスタオルは、薄手でかさばらないものを用意しましょう。
お家ではフワフワで厚手のバスタオルを使っている方も多いかもしれませんが、お風呂上がりに使用すると、かさばる上に水分を吸って重くなります。
候補は次の2つがおすすめ。
- ミニバスタオル・コンパクトバスタオル
- ガーゼタオル
ミニバスタオル・コンパクトバスタオルと呼ばれるものは、40〜50cm×100cmのものが一般的です。普通のバスタオルは50〜60cm×120〜140cmですので、やや小さめといえます。ワンサイズ小さいタオルであれば、荷物のかさを減らせるのです。
ガーゼタオルはガーゼを使用したタオルで、綿100%の優しい肌触りのため赤ちゃん用品に多く使われています。片面のガーゼ生地は薄手ですぐ乾き、もう片面のパイル生地は水分を吸収してくれるという良いとこどりの商品が多いのが特徴です。
ほとんどの施設ではバスタオルのレンタルがありますので、万が一忘れた際はフロントに確認しましょう。
2.フェイスタオル
フェイスタオルは体を洗ったり、移動中に体を隠したり、湯上がりの水分をふくのに役立ちます。
湯船に浸かっているとき、温かくしぼったタオルで髪をまとめると、保湿効果で髪がツヤツヤになるのでぜひ巻いてみてください。
また冷たいタオルを巻くと、のぼせ湯防止にもなるのだとか。とはいえ、冬の露天風呂ではタオルが冷たくなりすぎてしまうこともあるので、気温や気候と合わせてご活用ください。
湯船に髪やタオルをつけるのはマナー違反なので、ご注意ください!
上記の使い方から、フェイスタオルは長めのしっかりとした生地(できれば綿100%)のものをおすすめします。今まで色々なタオルを試してみましたが、お歳暮やお中元でいただいた白いタオルが一番使いやすいです。
今はガーゼの湯上げ用タオルもありますので、お気に入りのタオルを探してみてくださいね。
3.着替え・下着
着替えと下着も忘れずに持っていきましょう。
着替えをどこまで持っていくかは、お風呂上がりのスケジュールによります。
夏の汗をかくような時期では、ゆったりとしたワンピースのようなものがおすすめです。
冬は要注意で、ヒートテックや極暖を着られる方も多いかと思いますが、湯上がりは血が巡るため着ると汗をかいてしまうほどです。少し涼し目のエアリズムなどがあると楽かもしれません。
夏はサンダルがあると楽ですし、特に秋冬は替えの靴下を忘れないようにしましょう。
4.濡れたものを入れる袋
着替えた服や濡れたタオルを入れるための袋を持っていきましょう。
スーパーのビニール袋で十分ですが、おすすめは100均などで売っている洗濯ネットです。
帰ってから洗濯するために取り出して、仕分けしてという作業は少し面倒ですが、洗濯ネットならそのまま洗濯機に入れるだけ。
行きは替えの下着や服を入れて、帰りは洗濯物を入れれば荷物の整理にも役立ちます。
5.ヘアゴム・髪留め
温泉に髪が入るのはマナー違反なので、髪をまとめるヘアゴムや髪留めを持っていきましょう。
ゴムは濡れても大丈夫なスプリングヘアゴムや、金属が使われていない髪留めがおすすめです。
特に温泉の成分によっては、金属の劣化が早くなってしまうため注意しましょう。
6.クレンジング・洗顔料
化粧を落としたいときに備えて、クレンジングや洗顔料も持っていきましょう。
普段使っているサンプル品でもいいですし、コンビニでは1泊2日のお泊まり用にクレンジングセットも売っています。
クレンジング付き洗顔フォームであれば、1個で十分ですね。
7.シャンプー・リンス・ボディーソープ・石鹸
シャンプーやリンス、ボディーソープはほとんどの施設に置いてありますが、普段使っているものを持っていきたい場合は準備をしておきましょう。
地元の常連さんは、カゴにそのまま大きいシャンプーやボディーソープを持ってこられる方もいますね。
家から近ければいいのですが、遠出には不向きかもしれません。
おすすめは次の方法です。
- ミニボトルに詰め替える
- トラベル用セットやサンプル品を持っていく
ミニボトルにシャンプーとコンディショナーを分けて詰め替えるのは少し手間がかかりますが、一度用意しておけばそんなに減ることはありません。
リンスインシャンプーを使われている場合は、1ケースで済むのでもっと楽ですね。
最近は洗髪1回分のサンプル品も売られているので、気になるシャンプーがあれば試しに購入してみるのもいいかもしれません。
地肌に優しく子どもにも使えるアミノ酸シャンプーは、家族分もまとめて1ボトルで済むのでおすすめです。
8.スキンケア用品
普段使い慣れているスキンケア用品も、忘れずに持っていきましょう。
化粧水・乳液・クリームの他、ドライヤー用にヘアオイルや乾燥する季節にはボディーミルクもあるといいですね。
施設によっては、化粧水・乳液・馬油のヘアクリーム・ボディークリームが置いてあります。
かかとのクリームも置いてある所もあり、温泉効果でツルスベになります。
ただし色々な方が触られるので、気になる方は持参するのが良いでしょう。
9.くし
髪を乾かし整えるのに、くしは欠かせません。
殺菌消毒された使い捨てのくしが置いてある施設もありますが、使い勝手はイマイチです。
早く乾かすためにも目の荒いくしや、持ち運びに便利なコンパクトなものが良いでしょう。
10.小銭
貴重品を入れたり鍵付きのロッカーを使用するために、小銭を用意しておくと便利です。
ほとんどの施設では100円を入れて戻ってくることが多いですが、たまに戻らないロッカーもあります。
両替機も用意されていますが、10,000円は使えなかったり500円が使えなかったり(特に新500円は反応しない所も多いです)と両替機によって変わりますので、家族分や必要分を意識して用意しておくと良いでしょう。
日帰り温泉・別に用意したい持ち物
ここからは、必須ではありませんがあったらいいなと思うものを紹介します。
ドライヤー
日帰り温泉施設には、無料のドライヤーが備え付けられているところがほとんどです。
しかし風量が物足りなく感じるものが多く、髪を乾かすのに時間がかかってしまいます。
もし持っていく際には次のものが良いでしょう。
- 携帯コンパクトドライヤー
- くし付きカールドライヤー
旅先で髪をセットしたいときにもおすすめです。
メイク道具
後は帰って寝るだけ!ならいいかもしれませんが、温泉の後もお出かけするならメイク道具を忘れないようにしましょう。
本格的にメイクをしなくても、日焼け止めやハンドクリームはバッグに忍ばせておいても損はありません。
サウナハット
サウナに入るときは、サウナハットもおすすめです。
サウナハットは熱から頭を守るために作られたもので、上に溜まりやすい熱風からのぼせを防ぐ目的があります。
タオルで代用もできますが、サウナ好きの方はお気に入りの物を用意してもいいかもしれません。
アメニティポーチ
クレンジング・洗顔料・スキンケア用品・くしなどは、バラバラにならないようにポーチにまとめておくと便利です。
旅行や日帰り温泉へ向けて普段からまとめておくと、毎回用意する手間が減りますし、いざ行くとなったらそのままバッグに入れるだけです。
歯磨きセット(コップ付きがおすすめ)も一緒に入れておくと、いざという時に使えて良いですよ。
バッグ
タオルや着替えを入れるバッグは、あまり大きくないものがおすすめです。
着替える場所には籠もありますが、ロッカーとなると荷物の取り出しに不便を感じます。
特に冬は厚手のものも着ますし、コートを着ていった場合はそれだけでスペースを圧迫します。
荷物はなるべくまとめてスッキリさせましょう。
またカゴはかさばるけど荷物を持って入りたい方には、スパバッグもおすすめです。
日帰り温泉に子連れで持っていきたい持ち物
お子さんと日帰り温泉に行く場合は、まず子どもでも入浴可能かどうかを調べましょう。
対象年齢が決まっている施設もありますし、貸切風呂があるかもチェックしたいところです。
特におむつが取れていない子どもは必ず入浴可能かチェックをしましょう。
間違いないのは、寄りたい施設に電話で聞いてみるのが一番です。
我が家は車での移動がほとんどなので、ご飯も食べてお風呂に入って後は寝るだけという状態にしていました。
ここからは、実際に持っていって良かった持ち物を紹介します。
消臭おむつ袋・おしり拭き・おむつ
おむつが取れていないお子さんの場合ですが、消臭おむつ袋・おしり拭き・おむつを忘れないようにしましょう。
おむつを捨てていい施設もありますが、マナーとして持ち帰りのために携帯の消臭袋は必須です。
ガーゼタオル
体を洗うために、ガーゼタオルがおすすめです。
子どもが小さいうちは体を隠すなんてことはしませんので、大きいフェイスタオルは必要ありませんでした。
薄手のガーゼタオルであれば持ち運びにもかさばらず、体も洗いやすいというメリットがあります。
家で使うようなボディタオルでもいいですが、温泉施設ではタオルを使うイメージを持ってもらいたかったので、ガーゼのタオルを採用していました。
タオルキャップ
子どもの髪を乾かすのに、タオルキャップがあると便利です。
見た目が可愛い物も多く、プールにも使えて汎用性が高いのもポイントです。
また、吸水性が高いものが多いので髪の毛を乾かしやすくなります。
一旦タオルキャップをつけて体を拭いてもらっている間に、自分も体を拭いたり着替えたいので、乾かす時短ができると助かります。
歯ブラシ
ご飯も食べてお風呂も入ってしまえば、後は寝るだけです。
歯磨きもしてしまえば楽ですね。
お風呂上がりの牛乳やコーヒー牛乳は飲みたい一品なので、できれば水分補給や牛乳を飲んだ後が良いでしょう。
パジャマ
夜に日帰り温泉に入ると、帰りは車の中で寝ることがほとんどです。
そのままベッドまで連れて行けるように、着替えはパジャマにしてしまうと楽でした。
その子の身長や体重にもよりますが、抱っこできる年まではおすすめですね。
大きくなるとパジャマは嫌がってきますので、寝巻きにも使えるTシャツや短パン・ジャージを用意していました。
サンダル
車で寝てしまった子どもを運ぶのに、サンダルがあると手軽でおすすめです。
替えの靴下を用意する必要もなくなりますし、靴よりも脱がすのが簡単で、気がついたら寝ている子どもの足から脱げていることも。
大人の場合は、運転する際にかかとがない履き物は危険ですので、靴を用意しましょう。
雪が降る冬や寒い季節、雨の日にお出かけした際は、靴がぐしょぐしょになることも多いため、替えの靴かサンダルを持っていきましょう。
最後に
温泉には守るべきマナーがありますので、きちんとルールを守って入りましょう。
持ち物を忘れても、いざとなればコンビニでほとんど事足りますし、温泉施設でも販売されていたりレンタルできるものもあります。
せっかくの旅ですので、心と体を洗濯するために温泉をたっぷり楽しみましょう。
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