いきなりだが私はこれを病室で書いている。
と聞けば「は?」と驚かれるだろう。まだ完全に治ったとはいえないが、退院の目途は立っているのでどうか気にしないでもらいたい。
で、せっかくなら入院中に日記的なものを書いてみようと思った。今まで続いた試しがないのだが、コラムも習慣化してきた今なら書けると思うとの心境だ。やっぱり書くっていうのも、書く体力をつけないとなかなか書けないんだなぁと思う。後で見返してみたらおもしろいかもしれない。
ここでもまた書いてきて良かっただ。
病気や入院中の話はそのうち書きたくなったら書こうと思うのだが、今回はそれよりも言葉の魔法を驚くほど体験することになる。
入院中は起床の時間になると、看護師さんが巡回してきて「具合はどうですか?」とか「大丈夫ですか?」と聞かれるのが日課だ。これが不思議なもので、声に出して「大丈夫です」と言うと私ってやっぱり大丈夫だろうという気がする。「昨日より顔色がいいですね」と言われると、私って顔色がいいんだ、じゃあ良くなってるんだと体の中がぼうっと温かくなる。
実際なかなか大変な思いをしていても「あなたの体は大丈夫だから」と言われると、ああ体は大丈夫ならあとは気持ちだけかも、と前向きになれる。心がしっかりとしてくると視界も晴れる。
ところが、ちょっと「このままだとマズイんで」などの言葉だとさぁ大変。いや、そりゃあマズイんでしょうけど、不安になると私ダメなんです!と口には出せないが心臓はバクバク。血圧だってあがるかもしれない。
不安なときほど大丈夫ですよ、と押してもらいたいのかもしれない。
そんな風にしてぼうっとSEOライティングについて考えていたが、実は日常生活でも大事なんじゃないかと思った。子どもにも「あなたはできるよ、大丈夫だよ」ともっと言ってもいいんじゃないか。
先生は根拠があって「大丈夫」と言ってくれるのだろうけど、なくても言ってもらいたいと思う自分もいる。案外自分のことは自分で大丈夫と、根拠のない言葉を口にしたり書いてみたりするのも、良いかもしれないと思った。
昨日と今日と明日と。日々の小さな幸せに感謝して❤️
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